明くる日も明くる日もダフトパンクのグラミー賞でのパフォーマンスを観ていたところ、高橋芳朗さんがラジオでこのステージの意味を解説してくれて、更に萌え狂っています。
(高橋芳朗)なぜこのパフォーマンスが反響を呼んだのか?グッと来たのか?っていうとですね、これ妄想込みの話になるんですけど。今回のダフト・パンクのストーリーというか物語が、このグラミーのステージで完結したようなところがあるからだと僕、思うんですよ。さっきも言ったように、今回のダフト・パンクの作品は、自分たちが影響を受けたディスコなどの70年代、80年代のサウンドを、実際のその時代に活躍した凄腕ミュージシャンを起用して現代に蘇らせたんですね。
(中略)
(高橋芳朗)で、それが結果、ものすごく高く評価されて、最終的にグラミー賞授賞式という世界的に注目されている、これ以上ないっていう最高の舞台で、あこがれの伝説のミュージシャンたちに囲まれて。スティーヴィー・ワンダーですよ。頂点中の頂点ですよ。自分たちが大好きだったディスコの名曲を織り交ぜながら、ライブで演奏することができたわけなんですね。だって、ダフト・パンク的には作品を作り上げた時点でひとつの大きな夢が・・・
(江藤愛)1個かなってる。
(高橋芳朗)と、言っていいと思うんですけど。その夢にはまだ続きがあったというか。彼らのドラマにはちょっと思いもしないエンディングが待っていた。それがグラミーのダフト・パンクのステージだったんじゃないかな?と思うんですよ。
白いスーツでバッチリ決めたダフトパンクの2人とナイル・ロジャース、みんなを盛り上げつつも”C’mon Stevie!”と優しくリードすることも忘れないファレル・ウィリアムス。だんだん熱気を帯びる客席。途中で”Le Freak“や”Harder, Better, Faster, Stronger“をはさみつつ、最後にスティーヴィー・ワンダーが “Another Star” を歌い始めた時はもうひゃーーーーーって感じで、観てるこちらも夢のようでした。
Get Luckyといえば、もちろん歌い出しのフレーズ”Like the legend of the phoenix”も最高なんだけど、
She’s up all night to the sun, I’m up all night to get some
She’s up all night for good fun, I’m up all night to get lucky
We’re up all night to the sun, we’re up all night to get some
We’re up all night for good fun, we’re up all night to get lucky
この”I”から”We”にさりげなく変わるのがもう大好きです。We’re up all night to get lucky!